ななころび

なんどでも立ち上がろう。

【抗うつ剤】はやめられる人・そうでない人

休職中に、同じようなメンタル不調で休職をしている人たちに出会いました。

みんな各々のやり方で自分と向き合い、そして苦しみを抱えて生活をしています。

あのころからようやく一年が経とうとしているが、今現在抗うつ薬をやめられてないし、鬱病と向き合っています

一年前と変わったのは、社会復帰が出来たことと、契約社員として定時であがれるようになったこと。

休職中は戻れるか不安の毎日だったけど、ここまでこれて 本当に良かったと思う。

その一方、今まで出会ってきた方たちはどうかというと、 未だにもがいていました。

自分でも言うのもなんだが、僕のように、一年で社会復帰出来たのはなんでだろうかとふと思うときがありました。

大きなきっかけはなんだったんだろうか。 考えてみました。

【断薬】

f:id:yyusukekun:20180907115428p:plain 毎日30錠の薬を飲んでいました。 僕のうつ病の症状は、頭の頭痛・眠気・思考停止・疲労感だったのですが、本当は薬に頼らなくても、休んでいれば、少しづつ治るものだったと思います。

しかし、医者から渡される薬を体に入れてしまい、抜けられなくなりました。

毎日30錠の薬は、いわば僕の生命線であり、一蓮托生のようなものでした。

大量の薬を飲んでも、効果時間は長くないですし、すぐに副作用(シャンビリ)に悩まされます。

苦しくて、更に大量の薬を飲み、薬がないと生きれない生活が続きました。

地獄のようでした。

生きている意味や、自立出来ていない自分が惨めで減らす覚悟をしました。

医者の質

もう一つ大きな理由として、医者が挙げられる。 なんどか記事にしているが、僕の通っている医者は 本当に・・・・・・・・・いないに等しい笑

いつも医者から聞かれるのはこの3つ。

・寝れてますか?

・トイレはいけてますか?

・食事は食べれてますか?

昨日も通院しましたが、この質問を応えるために、 待ち時間は1時間・診察時間は1分・診察代は2千円。。。。

薬の説明はなく、いつの間にか増やされ、お金は高くつく通院に嫌気が差し、先生に治してもらうのではなく、自分自身に向き合って治そうと決めてから、薬も考え方も変えようと思いました。

【友人の死】

f:id:yyusukekun:20180907115717p:plain 僕が休職を始めた数カ月後、仲の良い友人も不眠症で休職を迫られることとなりました。

彼は大学1年目からの付き合いで、青春を謳歌できるのに、 10時には寝ている人でしたので、相当寝れないということに苦しんでいました。

そんな彼が、社員寮で亡くなりました。 理由は今でもわかりません。

亡くなる3日前に初めて当時お付き合いしていた彼女を紹介してくれました。

薬が合わなくて苦しいとLINEが来ていたのに、 「大丈夫だとよ。俺も辛い!笑」 「でも俺も治療したら治ってきたよ!!」

なんてのんきなことを返事していました。

彼の気持ちにたってあげられませんでした。 彼の分も生きよう。

そう心に決め、戦うことを決意しました。

【終わりに】

f:id:yyusukekun:20180907115936p:plain 元同期が再就職したようですが、数日後にやめたことを最近知りました。彼女は適応障害に悩まされ、僕より1年以上前に休職~退職をしている方でした。

「もう治ったよ!!」

そう元気に話していた彼女ですが、完治していたわけではなかったようです。

ある人は2年間休職後、今年退職し、今はフリーターとして 彼氏の家に転がり込んでいるようです。

またある人は、休職~復帰~休職中と戻ったり戻らなかったりで会社からは退職を進められているようです。

社会で活躍している人も多くいる一方、 僕のような経験をすると、影の部分も見えてきます。

心から僕のような経験はしてほしくないと思い、 記事にしました。

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