休職中の懐事情
富、名声、力 かつてこの世の全てを手に入れた男 “海賊王・ゴールド・ロジャー” 彼の死に際に放った一言は全世界の人々を海へと駆り立てた。
『おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ・・・
探してみろこの世の全てをそこに置いてきた』
世はまさに大海賊時代!! (ワンピースより)
(ワンピース▲出典:https://www.youtube.com/watch?v=5GUPtoiFm5A)
この有名な海賊も言っています。今日は生きていく上で必ず必要なものではないけど、あったら嬉しいもの「お金」についてお話していきます。休職中、僕の懐から何故か知らぬ間にお金が出ていっていました。これをきっかけにお金の大切さを学び、復職してからは投資・貯蓄をやっています。
まとめると
- 休職するにはそれなりのお金がいる
- 今までの生活を見直そう
- 家計簿を付けてお金の流れを見直そう
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休職中の収入源
僕は「鬱病」と診断をされてすぐ休職の手続きをしました。
1番心配だったのは休職中の収入がなくなるところでした。幸いにも、
「傷病手当金」の申請が降りればかろうじてもらえるという話を人事から聞き、
申請をして、認可されたので、半年間はそれを頼りに生活をしていました。
傷病手当金について
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。※全国健康保険協会より
各企業は保険の組合に加入しており、そこに傷病手当金の申請を送り、それが認可されると今までもらえていたお給料の 3分の2 が支払われます。全額ではありません。
申請には毎月行うことが必要です。複数月一緒に送ることも出来ますが、支払い側が「相手の管理能力の欠如」とみなし、支払い拒否というケースもありますので、ご注意ください。
その後、協会側から電話が来ます。「どうして休職したんですか?」のような電話でのやりとりがあり、下記4つの条件の範囲で答えるといいです。間違えても、仕事以外で休職しますなんていうと、認可されません。
支払われるのは申請後だいたい2ヶ月後~3ヶ月後先の為、少し時間がかかることもあり、早く貰いたいのであれば、すぐ対応することをおすすめします。※認可され支払われるタイミングは人によって違います。
認可されるには条件があります。
- 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
- 仕事に就くことができないこと
- 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
- 休業した期間について給与の支払いがないこと
以上が条件としてあります。
休職中に使った総額
どれくらいでしょうか。だいたい200万弱は使ったと思います。
考えると、なにか大きな買い物をしたということではありません。
通常の暮らしをしていた中で、発生する費用を合計すると200万弱だと思います。
特に治療費がバカにならないです。
人によって様々だとは思いますが、ぼくはこれくらいかかりました。
家計簿の力
レシートなどはいつも捨てていました。しかしそれを集めておいて月末に調べると、
意外にいらないものも多く買っていたり、公共料金が高いとわかることも多かったです。次月なにをすれば落ち着くのか考えて行動できるようになりました。
最後に
お金はあったほうがいいです。でもかけがえのないものでもありません。
僕の好きな小説・アニメ「化物語シリーズ」の貝木泥舟はこう言っています。
千石。俺は金が好きだ
なぜかと言えば、金はすべての代わりになるからだ。
ありとあらゆるものの代用品になる、オールマイティーカードだからだ。
物も買える、命も買える、人も買える、心も買える、
幸せも買える、夢も買える――
とても大切なもので、そしてその上で、
かけがえのないものではないから、好きだ
(恋物語)
これを本で読んで、アニメを観て貝木さんすごいこと言っているとビビりました。
西尾維新さんの頭の中はどうなっているのでしょうか。人生で声を出して笑った小説はこの人の本だけです。
閑話休題、僕は心の豊かさの方が重要だと思います。鬱を経験してからより一層そう思うようになりました。心が豊かになれば、人になにか与えられる人間になれます。徳が集まり始め、最後にお金というものが集まってくると信じています。だからそんなにお金に執着する必要は無いと思いますが、お金がないとどこか余裕がなくなるのも事実ではあります。
今は修行の身。5年後・10年後にお金があればいいやという気持ちです。
25歳。休職でお金は無くなったけれども、命の大切さや自身の夢と向き合う
時間が出来ました。将来・夢の為に生きていきます笑