酒造に行けば、お酒が飲めるようになる！？ ～東村山 豊島屋酒造より～
こんにちは。ましろです。
高校を出て、上京をし晴れて大学生となり、コンパと呼ばれる飲み会に参加した際に初めてビールを飲みました。
当時まだ１９歳（お酒は二十歳から！）。。。若かったです。
苦くてすぐに顔が真っ赤になったのを覚えてます。 そして吐きたくなり、トイレに駆け込んだことは覚えています。
気づいたら、知らない人の家にいました。
もうお酒でトラブルは起こさない。そう心に決めてからお酒は控えるようにしています。
※注射の前の消毒でも、すぐに赤く反応するし！！
お酒より、カフェやドライブが好きですが、
イベントで酒造に行ってきました！！！
すごく楽しかったですよ！！！という記事です。
歴史ある、由緒正しき酒造
東村山駅から歩くこと20分弱。閑静な住宅街の中に、ひっそりと看板が立っていました。
恐る恐る敷地内に入り、見渡しても、慌しく人が働いているわけではなく、本当に静かな場所です。
豊島屋酒造は数少ない東京都内にある蔵元で、醸造するお酒は「江戸・東京の地酒」として多くの人たちに親しまれています。明治神宮内で行われる祭典やお祭りで使われるお酒はここから出されているそうです。
担当の方から話をきくと、豊島屋は東京において最古の酒舗で、関が原の戦いが起こるより以前、慶長元年（1596）に創業者が、江戸の中心部神田鎌倉河岸で酒屋兼居酒屋を始めたのが起源です。
そのため、過去に起きた悲惨な大正12年（1923年）の関東大震災・戦争・連合国による接収などの歴史を経て現在のこの場所で事業をスタートしたそうです。
歴史の中でも、豊島屋を垣間見ることができるようで、、、
岩波文庫版「東海道中膝栗毛（上）」に「江戸前の魚の美味に、豊嶋屋の剣菱、明樽はいくつとなく（以下略」という記載があるのですが、これが豊島屋酒造の親会社「豊島屋本店」だったり、「鬼平犯科帳」「歌川広重」 の作品にも出てくるようです。
教育は熱をもをもつのではなく、冷静に。
蔵の中は非常に寒く、そして静かでした。
担当のお話しをきくと、もしここで働く場合は
見習いからのスタートになるのですが、マニュアルや教育本などは一切ないようです。
お酒は夏場に作ると、カビてしまうので、冬の期間中にしかつくることができない。だから僕らに年末年始はないんだ。そして、この期間に見習いに教育をするのだが、お酒を造ることと一緒で、熱を持って教育するのは良くない。冷静な環境を作ってあげて、一つ一つ教えることで、人は育つ。うちは昔からそうしてきたんだよ。 担当の方より。
体で覚え、理由は後で見つけるのがここの教育なのだそう。そして人は熱（怒り・感情）を持つと教育が難しくなる。昔ながらの製法と、教育システムを今でも守り続けているのだとか。
もしかすると、この言葉は私たちの人を育むやり方にも一石を投じる内容ではないでしょうか。
巨大な樽には歴史あり
樽にはさまざまなお酒を造るために、ここでお米を寝かせてお酒に変える準備をするようです。
この大きな緑の樽には、下の写真のようにそれぞれ違った数字が記載されているのですが、、
また酒蔵にはゆかりの動物がいて、それはイモリなのだそう。下の写真にもイモリがマークになっていますが、イモリがいる場所はご縁がある。そう言い伝えがあるのだとか。
お酒の種類
吟醸酒 純米酒 本醸造酒 普通酒 季節限定酒 生貯蔵酒 貴醸酒 白酒 生酒 贈答品 醤油 みりん 酒粕ようかん お酒など。。 さまざまなお酒の種類
酒蔵の中を拝見した後、お酒の試飲がありました。
5年寝かせたお酒やこうじが入っている日本酒などありました。それぞれ味が違うのだと説明を受けたので、早速飲んでみました。
それぞれ日本酒の味が違うんですよ！ でも、日本酒を飲んだ経験がなく、、、すっきり飲める、味にインパクトがある（語彙力笑）はわかりましたが、味の違いがわかりませんでした！！！
これすっきりして飲める！というやつがあったのですが、高橋さんいわく、甘い日本酒とのことです。
まとめ
たったお猪口三杯飲んでみましたが、顔真っ赤にして 帰りました。でも普段飲まない日本酒。日本古来からあるお酒を学ぶ機会ができていい経験をしました。
飲めない私ですが
↑の日本酒を購入してきました！！ 少しずつですが、飲んで強くなろうかなと思います笑
